ご覧のとおり、私の田んぼでは、まだ穂が出ていません。
同じ地区で苗を植えた田んぼでは、穂が出ています。
よその方の田圃の写真です。
直播栽培は、文字のとおり、鉄粉をコーティングをした種子を、そのまま直に田んぼに撒いて、田んぼで発芽します。
普通に植える苗の大きさになるまで、時間がかかります。
その時間差分だけ、出穂の時期も遅くなります。
近年の暑い夏、昼夜の気温差が少ない夏に穂がでますと、コシヒカリの成りに影響が出てしまうところですが、直播栽培により出穂時期を遅らすことで、美味しいコシヒカリが実ってくれます。
自然環境に恵まれた胎内高原ですが、特別栽培米は、このように、変化する気候に対応するように、栽培しています。
平成24年産のコシヒカリ新米の出荷は、10月中旬頃になる予定です。