田圃の水を抜き、乾かすことを「中干し」と言います。
しかし、単純に水を抜くだけではありません。
田圃の所々に「溝を切り」ます。私の田圃では、乗用タイプの機械を使い、溝を切ります。
溝を切ると、
1)溝により水はけが良くなる
2)表面積が増え、乾きやすくなる
3)表面が乾いてくると、稲の根が水を求め、根を深くはわすようになる
4)しっかりと根がはることで、結実に必要な養分を充分に運ぶことができること、根が丈夫になれば、秋の強風にも耐え倒伏防止にもなる・・・
などと、良いことづくめです。
稲も「幼少」から「大人」に変化する段階を迎えております。