直播栽培の田んぼでは、ようやく稲が大きく育ってきまして、水面より頭を出すようになりました(笑)
この2枚の写真は、直播栽培の特別栽培米です。
さて、比較としまして、道路の反対側に位置する、他の方が育てる慣行栽培(移植栽培)の様子です。ほとんどの田んぼは、この位に成長しています。
上の写真は、慣行栽培(移植栽培)の田んぼです。
直播栽培は、ご覧のとおり、成長が遅いのです。(遅くなるように植えています。)
それは、
近年の温暖化により、夏の高温時期に出穂・登熟が重なると、白濁米などの品質低下が見られるようになってきましたので、成長時期を後ろにずらすことで、品質低下を抑え、気温の寒暖差がしっかりと現れる時期に、登熟を迎えるようにし、旨味が高いお米を作りたいからなのです。
兼業農家では、休みの都合から、ゴールデンウイークに田植えが行われているのが現状です。そうすると、夏の高温時期に出穂・登熟が重なるのです。
魚沼地域でも、先週に田植えが終わっていた方も、いらっしゃいましたね。
お米作りのプロは、何かしら工夫をされていますね。
胎内ファームでは、
作り手の都合でなく、【美味しいコシヒカリ】になるように今年も育ててまいります。