平成26年産 特別栽培米の田植え 2014.5.10

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胎内ファームでは、新潟産コシヒカリ 特別栽培米の田植えが始まりました!

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ご覧のとおり、特別栽培米は、苗の移植ではなく、鉄粉をコーティングしたモミを直接散布する「直播栽培」です。

 

直播栽培のメリットは、苗作りに農薬を使わずに済むこと、苗の移植栽培よりも、稲が生長期間を後ろ倒しに出来るので、昨今の暑い夏を無事過ごすことができ、品質が安定することで、おいしいコシヒカリができあがります。

また、特別栽培米は、除草剤を1度使うにとどめております。それ以上の農薬は使いません。これは、新潟県の栽培基準よりもはるかに少ない量です。

生産性を高めることと、安全性を高めることの両立を考慮しています。

 

無農薬栽培も可能ですが、完全に農薬を使わないお米は、田圃まわりの虫たちにも好都合で、農薬を使用する慣行栽培に比較し、虫にかじられてしまう割合が高くなってしまいます。

虫にかじられたお米を排除すると収量が少なくなり、お米の価格が高くなります。完全に無農薬で作られたお米の安全性は非常に高いのですが、高いお米は買われないというのも現実です。お米の安全性をどこまで求めているのか、消費者の動向にも注意を向けています。

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苗を植えませんから、植えたかどうだか、わかりずらいので、田植えは2人組となり、直播の状況を目視確認をしながら進めます。

 

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田植えが終わってもご覧のとおり、あまり変化はありません(笑)